8月21日(土)大阪会場(森ノ宮医療大学)で電験2種の一次試験を受けてきた。
理論と機械は昨年合格していたため、電力と法規だけの受験。
結果としては、電力不合格、法規合格。
- 電力について
46点。単純に知識不足。電験王を見ながら過去問10年分を解いたが、
見事に過去問には無いPSSが出題されてしまった。
リアクトルとコンデンサの遅れ・進みを間違えたり、
中性点接地の1線地絡がわからない等、過去問に頼らず基礎から勉強してれば
取れてたんじゃないかというミスばかり。
もしそれらのミスがなくてもギリギリ60点いくか行かないかくらい。難しい。
電験王以外に使ったテキストは
小山茂夫他「送配電工学」コロナ社
これを完全に理解すると、一次の送配電分野は余裕だと思う。
早川義晴他「専修学校教科書シリーズ1 電気回路(1) 直流・交流回路編」コロナ社
自分は弱電系出身なので、三相交流の部分はこれの第6章を見て勉強した。
発変電の知識が完全に過去問で出題された箇所しか無いので、
そっちの分野もしっかりテキストを買って身に着けたい。
あとは、1種とか3種の過去問にも手を付けますかね。 - 法規について
72点。過去問10年分やったら合格できた。
といっても過去問だけでは系統的には学べないので、一応参考書も買って
勉強した。
石橋千尋他「電験第2種一次試験 改定新版 これだけ法規」電気書院
自分はケチって2012年度に発行されたのを買ったけど、2016年で電気事業法やら電技解釈が微妙に変わってるので、高くても新しいのを買うのをおすすめする。
うまく図とか表で説明されててわかりやすいが、結局のところ頻出箇所の抜き出しでしかないので、これ1冊で対応できるかというとそうではない。でも法律とか条文すべてを暗記するなんて無理だし、そこは割り切るか丸暗記するかのどっちかにしよう。
オーム社編「2015年版 電気設備技術基準・解釈」
こちらもケチって2015年版を買ったけど、素直に最新のものを買いましょう。
内容は技術基準、解釈の全文の他にも、発電用火力発電設備技術基準、発電用風力設備技術基準も載ってるので、過去問を解くときにこの本から該当する条文を探したりしながら勉強すると記憶にも定着しやすいと思う。
ざっと今年はこんな感じでした。